2009年 11月28日（Sat） [長年日記]
_ [その他]最近ネットで事業仕分けがどうたら漢方薬がどうたらって話が聞こえてきて
調べてみたらこれだった。
薬事日報ウェブサイト : 【日本東洋医学会など４団体】漢方製剤の「保険外し」反対で署名活動
こんなのもあった。
LOLO CALO HARMATAN: 皆さんに緊急のお知らせです。
そんな話あったっけ？ と思って調べてみた。
これの午後の部(6)。
これの後発品のある先発品などの薬価の見直し（厚生労働省）
ちなみにニコニコに動画がある。
行政刷新会議WG「事業仕分け」(2009/11/11・2-5)‐ニコニコ動画(9)
つまり、市販品類似薬（湿布薬、うがい薬、漢方薬）は保険対象外とすべき。という話。
何だ。漢方薬全部とかじゃないじゃん。一般で売られている薬と同等品についてだった。しかも基本ジェネリックの方が安いから、高い先発品を保険適用しないようにしようって話だし（あと飲み残しが多くて保険が無駄云々って話も）。
そもそも、「市販品類似薬を保険外とする方向性については当ＷＧの結論とするが、どの範囲を保険適用外にするかについては、今後も十分な議論が必要である。」って言ってるから範囲が決まった話では無いと。
とりあえず最初に挙げたニュースで感じた事と実際の事業仕分けの動画を見て感じた事は全然違ってたって事で。
＃誤解されそうだから書いておくと、ジェネリック買いたくない人とかは署名すれば良いんじゃないですかね？ 品質や市場の問題が複雑に絡み合っていて単純な話じゃないですから。
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