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2011年 04月01日(Fri) [長年日記]

_ [TCG][MTG]昔語り - プロツアーNY'98予選(その3)

その2はこちら

予選ラウンドは順調に勝ち進んでいた。何せ2色デッキが組めるほどカードプールに恵まれているのだ。途中一度ジャッジによるデッキチェックで自分と同じ苗字の人のデッキシートを参照されて、「登録内容と全然違うんですけど……」と言われてビビるという事件があった程度である。ある男と対戦するまでは。

この一連の記事の最初に福岡に遠征した理由の一つとして、福岡のプレーヤーのレベルが低いことを挙げたわけだが、もちろん同じ事を考える人間は他にもいるのである。そう、とうとう東京からの遠征組の一人と戦う事となったのだ。

戦いは熾烈を極めた。デッキの性能は恐らくこちらが上回っているのだが、とにかく相手のジャッジアピールが激しいのである。と書いても良く分からない人が多いと思うので補足するが、当時はMTGトーナメントの歴史の中でも「暗黒時代」と称されるほど酷い時代だったのである。

一言で書くと「常軌を逸した厳しいルールが適用された時代」だったのだ。例えば宣言を少しでも省略すると警告が飛び、同じミスを2回すると即座にデュエルロスが適用される程だった。他にもドローフェイズ後のメインフェイズへの移行を明言せずにクリーチャーを召還しようとすると、すぐに対戦相手にジャッジを呼ばれてマナバーンで即死する*1といったケースもあったほど。

はっきり言って「揚げ足を取って相手を敗北に追い込んだ方が早い」、「対戦相手と戦う前にまず'ルール'と戦わなければいけない」などと言われていた時代だったのである。

ちなみに福岡のプレーヤーは大きな大会の経験がほとんど無い事もあって、ルールには大らかだった。もちろんこちらも細かいミスを指摘するような事はせず、あまりギスギスした対戦にはならなかった。

しかし東京から来た対戦相手は違った。彼は大きな大会に慣れており、些細なミスも見逃さない。私も気をつけていたにも関わらず、注意と警告を一度づつ受けてしまった。対戦はとてもギスギスしたものとなり、精神的にとても疲労したのは言うまでもない*2

最終的に勝利したものの、この男とはおそらく決勝トーナメントでも当たるだろうな。福岡まで遠征してきても結局、遠征勢を倒さなければプロツアーには行けないのだ。と、強く思った戦いであった。

続く

*1 ドローフェイズにクリーチャーは召還できない。一方土地からマナを出す事自体は可能なので、プレーヤーは生み出したマナを処理できずにマナバーン(自爆)するといった理屈。

*2 一応書いておくと、私はそんな揚げ足取り合戦のような対戦が嫌いで、小さなミスでは絶対にジャッジを呼ばないようにしようと心に決めていた。

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2011年 04月04日(Mon) [長年日記]

_ [ボードゲーム]くにとりっ!2で遊んでみた

正式には「くにとりっ! 天下は萌えているか」だけど。

とりあえず2ゲーム程。以下雑感。

  • 前作より面白い気がする。特に他のプレーヤーの動向によって柔軟に戦略を変えていかないといけない部分がより強調されている。
    • 前作もデザイナーズノートにはそういう部分目指したと書いてあるものの、結局「楽市楽座」から圧縮しつつ「天下の名城」重視の流れが安定して強すぎて、イマイチ柔軟性が求められるゲームに見えない感じだった。
    • 今作は戦略カードという、よりインタラクションの強いカードが増えたのと全体的なコストが低くなったため、流れを見て対応していかないと武将カードを買い占められたり傾国の美女で集中攻撃されたりして、なかなか勝てないようになっている。
  • 傾国の美女の恐怖が半端無い。序盤に国を獲得するのが本気で怖い。
    • 序盤ノーガード戦法の有効性が議論され始める。
  • 一部のカードが分かりにくい。
    • 一部のカードは本当に正しいルールで遊んでたかどうか自信が無いぞ。
    • あと忍者ってなんだよ。そんなカードタイプは無い。
  • 付け城が攻撃するのは変だよなぁw
  • 1と混ぜて遊ぶのも面白そう。でもサプライ作成ルールが少し面倒。

もう少しやりこんでみたいところ。

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本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ ひろゆ [前作の感覚から、あまり期待してなかったんだけど、バランスが良くなってて凄く面白く感じたw 混ぜる前にあと1〜2回はそ..]


2011年 04月05日(Tue) [長年日記]

_ [ボードゲーム]くにとりっ!2のFAQ出た

くにとりっ!公式サイト

何か国崩しの2番目の説明はおかしい気がするが。

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本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ ひろゆ [え?使僧の効果が致命的に違くない?w]


2011年 04月06日(Wed) [長年日記]

_ [ボードゲーム]「くにとりっ!」と「くにとりっ!2」を混ぜて遊ぶためのガイドライン

「くにとりっ! 天下は萌えているか」(以下「くにとりっ!2」と呼称)は前作「くにとりっ!」と混ぜて遊べるようになっているのだけど、説明書に書いてある推奨ルールが意外とややこしい。

ちょっと以下に推奨ルールを書き出してみる。

1)「くにとりっ! 天下は萌えているか」の『槍足軽』『弓足軽』『騎馬兵』『鉄砲傭兵』、勝利点カード全3種類、財力カード全3種類を使用します。

軍団カード4種は基本カードだという事ですね。あと細かいけど「くにとりっ!」と「くにとりっ!2」では「国」の枚数が違うので注意。

ちなみに上記以外の軍団カードは以下(名前 コスト)。

  • 農民兵 2
  • 忍びの一族 2
  • 若き日の武将 4
  • 鉄砲足軽 6
  • 付け城 2
  • 国崩し 7

「鉄砲足軽」と「鉄砲傭兵」が完全コンパチなんだけど、何故名前変えたし。

というか混ぜて使う場合は「鉄砲足軽」を使わないというルールで良いと思う。

2)武将カードは全種類使用します。

3)アクション・カードは両ゲームの中から18種類程度を選び出して使用します。

特に書くことは無いでしょう。

4)戦略カードは3種類以上選び出して使用します。

戦略カードは全部で6種類あるから、3~6種類が推奨というわけですね。

5)『付け城』か『天下の名城』のどちらか、あるいは両方を使用します。

6)『天下の名城』を使用する場合、『国崩し』『使僧』『調略』の中から2種類を選んで使用してください。

「国崩し」だけ軍団カードなのでわりと面倒なルール。

7)『忍びの一族』か『手だれの忍者』のどちらかを使用します。

両方は使わない、と。

8)内政カードは取得コストごとに1種類ずつ選んで使用します。

以下コスト毎の内政カードを書き出してみます。

コスト2

  • 砦 2
  • 新技術の開発 2
  • 寺社領の押領 2

コスト3

  • 新田開発 3
  • 楽市楽座 3
  • 堤防工事 3

コスト4

  • 検地 4
  • 関所の廃止 4
  • 矢銭の徴収 4
  • 寺内町 4

コスト5

  • 治山治水 5
  • 土地の改良 5
  • 港町 5

コスト6

  • 名物茶道具 6
  • 城下町 6

コスト7

  • 金山 7
  • 貿易港 7

コスト8は「天下の名城」だけで、しかも入れるかどうかは任意なので、上のコスト2~7までを最低でも各1枚づつ入れる事が推奨、と。

これを全部満たそうと考えるなら、以下の順番がベターかな?

  1. 『付け城』か『天下の名城』、もしくは両方を使用する。
  2. 『天下の名城』を使用する場合、『国崩し』『使僧』『調略』から2枚選ぶ。
  3. 『忍びの一族』か『手だれの忍者』のどちらかを使用。
  4. 戦略カードの枚数を決め(3~6)、空いている枠をランダムに埋める。
  5. 各コスト毎に内政カードを1枚づつ(計6枚)決める。
  6. 残った軍団カードと内政カードを混ぜ、今まで選んだカードと合わせて、合計18枚になるようにランダムに決める。

……面倒すぎね?

まあこういう時は自動化だよね、自動化。というわけでランダマイザ作ってみた。ちなみに『鉄砲足軽』は使いません。

くにとりっ! ランダマイザ

適当仕事なのであしからず。

関連)たんとくおーれ ランダマイザ - 日記のような何か(2010-10-05)

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2011年 04月08日(Fri) [長年日記]

_ [TCG][MTG]昔語り - プロツアーNY'98予選(その4)

その3はこちら

遠征勢を倒して迎えた予選ラウンド最終戦はお互い全勝同士なので普通にIDして終了。オポネント差で2位だったが、もちろん決勝ラウンドに進む事ができた。

そして次の日。決勝ラウンドは8人によるロチェスタードラフトで行われる。ロチェスタードラフトというのは誰が何をピック(選択)したかが全員に分かるドラフト形式である。

とりあえず「余震/Aftershock」や「ホタル/Firefly」等をピックしながら赤を主張しつつ様子を見ていたところ、青の人気が薄かったので「マンタ・ライダーズ/Manta Riders」や「ガス化/Gaseous Form」等を取って赤青軽量級飛行デッキを作っていく。

途中で「ラースのドラゴン/Rathi Dragon」がドラフトテーブルに出現し、何人かが迷った様子を見せていた(なにせ結構リスクの大きいクリーチャーだ)が、しっかりと赤を主張していた上、昔、同じような大型飛行クリーチャーである「シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon」がリミテッド戦で6ターン目に登場して、3発殴って勝ったという話を知っていたので、迷わずピック。

こうして順調に赤青デッキを作っていったのだが、地上の攻防を強化するため、緑から「落下中断/Broken Fall」と「ルートワラ/Rootwalla」をつまみ食いする形でピックして、赤青飛行ちょっとだけ緑というデッキを作り上げた。

なお「落下中断/Broken Fall」はドラフト前から絶対に1枚は欲しいと思っていたカードだったが、それよりも役に立ったのが「ルートワラ/Rootwalla」だった。序盤は4/4として相手のライフを削り、中盤以降の飛行クリーチャーでの決着を早めてくれる上、「焚きつけ/Kindle」等の除去に対する良い避雷針となって、こちらの要の飛行クリーチャーを守ってくれたのだ。

続く

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2011年 04月11日(Mon) [長年日記]

_ [ボードゲーム]くにとりっ!外伝

土曜日はくにとりっ!外伝で遊んでみた。

システムがドミニオンベースなんだけど、2チームに別れて陣取り合戦を行うといった今までのドミ型とはちょっと違う感じのゲーム。

1ゲームしかできなかったのでまだまだ分からないところだらけですが、思いの外選択肢が多くて何度も繰り返し遊べそうなゲームでした。

_ [その他]いちご狩り

良く分からないうちにアヴァ研面子でいちご狩り行こうという話になって、日曜はいちご狩りに行ってきました。

バーベキュー食べたり、苺たらふく食べたり、帰りにラグーナ寄って海産物いろいろ食べたりと、ひたすら食べまくった一日だったような(^^;

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2011年 04月12日(Tue) [長年日記]

_ [ライトノベル][角川書店][土屋つかさ][それがるうるの支配魔術]それがるうるの支配魔術を読んでちょっと思ったこと

カテゴリーとしては魔法学園ものになるのかな? 現代日本ベースで魔法が存在する世界なので、「護くんに女神の祝福を」が似てる感じ。

この世界の魔法は全く万能ではなく、ルールによって厳格に縛られているものとして描写されます。そしてそのルールこそが物語の主軸であり、魔法を破るためにはその魔法が定めたルールこそを捜す必要があります。ちょっとミステリ色も混じっていますね。

1巻はまだまだ導入部っていった感じなので、オススメともつまらないとも言えないのですが、読んでてふといろいろ思った事があったので日記に書き留めておきます。

珍しくネタバレ気味なのでちょっとスペース空けますね。














  • 場に対する魔法
    • いわゆる「空色パンデミック」の空想病と同じですよね。主人公は魔法の外にいる事が出来るので魔法がかかっていることを読者もまた認識できますが、この前提が崩れた時や他のキャラクターの視点に移った場合、「空色パンデミック」と同じトリックに引っかかる可能性があるという事です。
  • ストーカーした事実を消したのにストーカー自身が消えていた謎
    • 謎自体は現状だと不明ですが、逆に考えると姿が消えていても取り戻す手段はあるという事になります。つまりお兄ちゃんや教団員も痕跡が残っている以上、帰還の可能性が?
  • さらに逆に考えてみる
    • 最初からお兄ちゃんがいなかった説。誰かの魔法によって作られた存在であり、永遠に維持できないため消えたという可能性。じゃあストーカーは誰が何故つくったのさ? みたいな謎が残りますが。
  • 主人公が魔法の外にいる理由
    • 実は主人公こそが地球規模で永続魔法が使えたというオチ。主人公が最初の魔法を定義したのであれば何でもありだよね。自分の記憶さえ消せるし。もしかすると今ある世界も全部主人公が作ってる可能性さえありえます。実は学園異能じゃなくて世界系だった!?

まあルールをメインに据えている以上、そのルールを外側から壊すような設定は採用しないとは思いますが。今描写されているルールが真である理由も無いので、ルール自体にもちょっと疑いの目を向けながら読んでみるべきかなと思ったり。

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2011年 04月15日(Fri) [長年日記]

_ [TCG][MTG]昔語り - プロツアーNY'98予選(その5)

その4はこちら

さて、決勝ラウンド準々決勝の相手は良く覚えていない。ドラフトの時点で相手のデッキが弱い事が分かっていたので、わりと気軽に戦えたのだ。もちろん問題なく勝利して準決勝へと駒を進めた。

準決勝の相手は予選ラウンドでも戦った東京の人である。まさに予想通り。プロツアーには2位まで出場できるので、この戦いが事実上のクライマックスであった。

戦いはやはり熾烈を極めた。この戦いが予選中最も厳しく、最も追い詰められた試合でもあった。勝てばプロツアーというプレッシャーと、ルールによるサドンデスを防ぐための気苦労で、精神的疲労は極限にまで達していた。そのせいで一度だけ小さなミスを犯し、相手はすかさずジャッジにアピールしたが、些細な事だったのでペナルティは何も無かった。

そしてついに私の統べる飛行軍団が相手のライフを奪い取り、私はプロツアー出場権を手にすることができた。歓喜の瞬間だった。とうとう目標を達成したのだ!

喜びを噛み締めてまもなく、決勝の時間がやってきた。もちろん決勝で敗れてもプロツアーには出場できる。しかし優勝するとNYまでの往復航空券が貰えることになっていた。単純に考えて出費が10万円ぐらいは違うので、負けるわけにはいかない。

続く

今回はちょっと短め。一応次回で終わる予定。

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2011年 04月16日(Sat) [長年日記]

_ [しおり]しおり的なエントリ

場所がわからなくなるのでしおり的なエントリを挟んでおく。

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2011年 04月17日(Sun) [長年日記]

_ [その他]4・16事件

この記事は事件(4/16当日)から約一週間で書き上げたものだが、おそらく公開されるのは早くて1,2年後であると思われる。それまでは非公開とされていて、ほとぼりが冷めたと判断された時、誰にも知らされずひっそりとこの日付に記事が現れる事になる筈だ。すなわち今この記事を読んでる人は、きっと過去ログでも読んでみようかなと思った物好きな人だったりするのだろう。

さて、いつ誰に読まれるかも分からない前口上はここまでとしよう。ここから先が本題だ。

この事件の始まりをいつからと定義して良いのか良く分からない。ずっと昔からじわじわと進行していた類のものだからだ。だがあまり昔の事を語っても意味がないので、とりあえずA氏が自分のWeb日記の中で死にたいと書き記した日をスタート地点とすることとしよう。

A氏が死にたいと書いたのはA氏の嫁さんであるB子が、A氏よりも好きな人ができたからA氏と別れたいと言っていた事に起因する。でもA氏はB子の事が好きだから別れることができないという話らしい。とはいえその書きこみを見た当時、私は書き込みをそこまで気にしてはいなかった。数年前からA氏とB子の間がイマイチ上手くいっていない事は風の噂で知っていたもの、A氏自身が私に一度も相談を持ちかけた事が無かったので知らないふりをしていたのだ。寧ろ積極的に無関心を装っていたぐらいである。

A氏はC氏に良く相談を持ちかけていたようである。C氏はA氏と私の共通の友人で、良く一緒に遊ぶ仲だった。A氏にとってC氏は最も年の近い年上で、相談しやすかったのかもしれない。

ともあれA氏が死にたいと書いた次の日あたりにC氏から私にメールが届いた。メールにはA氏の相談相手になったり、気晴らしの相手になってあげてくれないかといった事が書いてあった。その後C氏と少しやりとりをして、どうやら日記を書いた日もA氏はC氏に電話して相談していたらしい事が分かった。

ただメールを貰ってなお、私は積極的に動くつもりは無かった。一番の理由は外から強引に首を突っ込むべきかどうか分からなかったからだ。私の持論として相談されれば力を貸すが、そうでなければ基本的に関わらないようにしている、という理由もあった。相談しないという事は関わって欲しくないという意思表示かもしれないからだ。

まあC氏から頼まれた義理もあるし、一度適当に探りを入れてその反応を確かめれば良しとするか。と、その時は思っていたのだ。

しかしここから3日後、事件は急展開を迎える。

その日の夜、家でゴロゴロとゲームをしていた私にC氏からメールが届いた。内容は「明日A氏に会いに行ってくれませんか。朝方までA氏と飲んで話す予定だけど、どうなるか検討がつかない。今からA氏を死にそうなくらい傷つけるから…」というものだった。

これは一大事だ! この時点になってようやく私は事が思いの外大きくなっている事に気がついた。

完全に巻き込まれた形な上、C氏の思惑に乗せられている点が少し癪に障ったが、そうも言ってはいられない。ただメールが来たから仕方なく動くというのではなく、自分の意志で関わるのだという気持ちを込めて、とりあえずTwitterに「情報が足りないと作戦の立てようが無いな。ふむ、どうするか。」とだけ書き込んだ。

実はこの時もう一つ、「俺、あいつを思いっきり殴っても許されるよね?」と書きこもうかとも考えたのだが、この時点では確証が何も無いので止めておいた。

さて、動くと決めたからには情報収集だ。確かD氏は昔A氏と飲みに行った時にB子の話を聞いた筈だったな。と、D氏に電話してみる事にした。

が、これは全然上手く行かなかった。D氏は思ったより口が硬かったのだ。いくつかアプローチを変えて情報を得ようとしてみるも、知らぬ存ぜぬの一点張り。もちろん普段なら美徳なのであろうが、今この時はその美徳が足を引っ張ってしまっている。

挙句の果てに「(A氏の事は)あまり気にしなくても良いと思うよ」と言われてしまい、「いやそういうわけにもねぇ……」と言葉を濁す羽目に。こちらも情報が足りない以上、滅多な事は言えない。とりあえず場合によっては明日呼び出す可能性を考え、スケジュールに空きがある事だけは確認して電話を切る。

こうなると出たとこ勝負にならざるを得ないな。と、ため息をついていたら、すぐにD氏から折り返し電話が入ってきた。どうやらA氏からB子、C氏と飲んでいる店に今すぐ来て欲しいと連絡があったらしい。今からE氏(全員に共通の友人)も連れて向かうけど、ねくろんさんも行く? との事。

もちろん二つ返事をして電話を切る。この時点でもう日付が変わっていた。Twitterに「あーいろいろ予定が変わった。まあ良いや。」と書いてから居酒屋へ向かった。

居酒屋ではA氏とC氏、そしてB子で飲んでいたようだ。どうもA氏は激しく混乱している様子だったが、その理由はすぐに分かった。着いて早々、B子の隣に座っていたC氏がこう発言したのだ。

「俺、A氏からB子を奪おうとしている。」

何とも言えない空気に包まれる個室。とりあえず、D氏やE氏がC氏達に質問をする。

「(C氏は)結婚してたよね?」 「もちろん離婚する。そしてA氏とB子にも離婚してもらいたい。」

「いつから付き合ってんの?」 「2年前ぐらいから。」

何が酷いってA氏がずっとB子の事を張本人であるC氏に相談していたという事。昼ドラかよ。

何と言うかいつかバレるにしてももう少し良いタイミングがあったのではないかとも思ったが、どうやらA氏がB子と別れることを全く了承しないままずるずると時間だけが経ち、C氏の事を隠しておく事に耐えられなくなって、こんな状況になったようである。

状況を確認し終わると、後はずっと気不味い雰囲気だけが場を支配した。どう考えてもこれ以上この場で話が進展するとは思えない。かと言ってさすがにこのまま朝まで過ごすのは御免被りたい。

じゃあこの状況をどう打開するかと考える私。何か話をしようにも、傍目から見ると戦況は完全に詰んでいて、私としてはA氏に「B子なんかとこのまま一緒にいてもメリットは無いよ」と諭すぐらいしかできないのだが、それは二人きりの時に言う話であって間違ってもC氏やB子の前で話す内容ではない。

一瞬A氏だけ連れ出して別の店で、とも考えたが、D氏、E氏、C氏、B子の四人を残すのはD氏やE氏が可哀想だった(彼らはC氏やA氏よりも年下だったし)ので却下した。むしろB子とC氏を帰したいところだったが、A氏の心情を考えると二人で帰すなんてありえないだろう。かと言ってこのまま全員解散では混乱状態のA氏が心配だ。

仕方ない。私が直接A氏をフォローするのは今回は諦めよう。また別の機会があるさ。そう考えた私は、とりあえずB子を帰宅させ、「C氏を借りていくね」と言ってC氏を連れて店を出た。店にはA、D、E氏の3人が残り、私とC氏は別の店で飲む事となった。

別の店に行って開口一番私はこう言った。「別にお前が誰を好きになろうが、誰から奪い取ろうが、俺は興味がない」と。実際、私も多少なりともそういった経験があるので、他人の彼女を奪い取ったという点について責める気は全くなかった。

ただし私は続けてこうも言った。「でも、やり方が汚いよな」と。さすがに信頼して悩みを打ち明けてた友人を騙していたのは汚いと言われても仕方がないとは思う。とはいえ私がC氏に対して怒っているのはこの点でもなかった。それはA氏とC氏の間での問題であって、冷たいようだけど私には関係の無い話だった。

ちなみにC氏も私が何に対して怒っているか把握していないようだった。実はさっきの店で一度、「俺に対して謝る事はないのか? お前は(A氏だけでは無くて)俺をも騙そうとしていたんだよな?」と聞いたのだが、その時C氏は「無い」と答えた。C氏がやったことに対して今ここで引くわけにはいかないという決意の現れであったとは思うが、その答えは同時に私の怒りを正しく理解していない事を私に確信させた。まあ私も詳しく説明していないし、その気も無かったので、その時は「そうか」と言って会話を打ち切ったのだが。

そして次の話題は上記のやりとりについての話となった。C氏は(覚悟を決めてやった事だし)「あそこで謝る事はできないよ」と言った。それに対して私は次のような事を言った。「そうじゃない。例えばお前は俺に相談するという選択肢があった筈なんだ。確かにA氏を騙していたのは間違いない。だからと言って俺を含めた他の友人をも騙すというのは別の問題だろう」。

もちろんC氏は覚悟を決めていた事だろう。こんな事をしてはA氏との仲が修復不可能になるのは当たり前だし、そうなると私や他の友人とも二度と会えなくなる事は容易に想像ができる。しかし、もう会わないから嫌われても構わない。というのと、もう会わないから信頼を裏切っても構わない。というのは全然違うという事にC氏は気がつかなかったのだ。それを私は怒っていたのである。

C氏は私の言葉を聞いた後、「ごめん」と言った。そしてそれからしばらくずっと泣いていた。

C氏が泣き止んだ後、(C氏視点での)事件のあらましを最初から聞いた。正直なところそんなに興味があるわけでは無いが、A氏のこれからのフォローの役には立つだろう。話を聞く際に注意したのは、その話を誰が知っているか? 誰が知らないか? という点だった。デリケートな話なので知らない人間に話が漏れることも防ぎたかったし、事実と憶測を切り分ける上でも必要な作業だった。

なお話を聞いて一つだけ驚いた点がある。B子と関係を持った人物の中に、A氏、C氏、私の知人で良く遊ぶ仲間であった(ここまで一度も登場していない)F氏が出てきた事だ。おいおい、NTR(分かんない人はぐぐれ)の話かと思ったらサークルクラッシャー(分かんない人は以下略)の話だったのか! と思ったが、賢明にもその場では言わなかった。もう自分以外全員舞台に上がってても驚かないぞと密かに思ったものの、それは今となっては分かるまい。

こうして一連の事件は終わりを告げた。もちろんこの後には長い後始末が残っているが、それは当人同士で解決するしかない話であろう。私に出来ることはA氏が立ち直るのをほんの少し手助けする事だけだろう。

以上が4・16事件のあらましだ。私にとっては友人が傷ついた話であり、友人が去っていった話でもある。そしてもう少し早く動けていれば、違う結末があったかもしれない、そんな事件だったように思う。

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2011年 04月18日(Mon) [長年日記]

_ [アーケード]DIVA近況

コンテスト以外全然進展なし。ふと気分転換でグレートトライアル埋めを再開したのだが、最後に残ったフキゲンワルツが強敵過ぎて困る。

2回に1回は連打で削られて死ぬし、生き残っても80%前半がやっと。俺昔85%なんてどうやって取ったんだ?

実は一週間前から右手首痛めててあまりやり込めていないって事情もあるけど。

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2011年 04月20日(Wed) [長年日記]

_ [その他]tDiary10周年

この日記でも使っている日記システム、tDiaryが今日で10周年だそうです。おめでとうございます。

何かTwitterでは姉ヶ崎寧々さんとtDiaryは同じ誕生日だという無駄なトリビアが流れていたりw だから何なんだよw

実はオイラ9年近く使ってるんだよね。その時はこのドメインじゃなかったけど。

これからもtDiaryにはお世話になります。

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2011年 04月23日(Sat) [長年日記]

_ [その他]あ、昨日記事アップするの忘れた

MTGの記事アップするの忘れてた。月曜日までお待ちください。

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2011年 04月24日(Sun) [長年日記]

_ [その他]手首治らないなぁ

痛めた手首がまだ治らない。とはいえ普通に生活してると痛めてること忘れるぐらいなので、大したこと無いんだろうけど。多分。

ここ数日DIVA自粛してるんだけど、いつまで休めば良いんだろ。

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2011年 04月25日(Mon) [長年日記]

_ [TCG][MTG]昔語り - プロツアーNY'98予選(その6)

その5はこちら

そして決勝戦が始まった。1戦目は私が有利に試合を進めていた。すぐに地上は膠着状態となり、私の飛行クリーチャーが相手のライフをじわじわと削り始めた。しかしここで相手の「不死身/Invulnerability」が邪魔をし始める。バイバックの効果で毎ターン唱える事が可能なこの呪文のせいで、せっかくの「ホタル/Firefly」もパフォーマンスを発揮する事ができないのだ。

とはいえなんとか毎ターン1ダメージだけは与える事ができたので、辛抱強く10ターン近くかけて相手のライフを削っていき、最後には「焚きつけ/Kindle」で相手のライフを削りきったのだった。

実はこの1戦目、私は一つの作戦を実行していた。手札にあった「ラースのドラゴン/Rathi Dragon」をずっと温存していたのだ。これにはいくつか理由がある。一つにはこのカードを相手には見せたくなかったのだ。このドラゴンは私のデッキの切り札の一つではあるが、これを私がピックした事を(ドラフト慣れしていない)相手はおそらく覚えていない。1戦目に見せなければ、2戦目にサイドボードから専用の対策カード(あるかどうかは不明だが)を投入される危険を減らす事ができる。

そしてもう一つは心理戦を考慮したという理由である。もしこのドラゴンを戦線に投入して、結果相手に凌がれてしまったら、私の受ける心理的ダメージはものすごく大きいものとなる。一方、この試合はドラゴンを投入しなくても私が押している状況だったが、もし相手がこれを凌いだと思った瞬間にこのドラゴンを投入して流れをもう一度こちらに引き寄せる事ができれば、相手に与える精神的ダメージは大きいものになるだろう。

そして私は数々の経験から、大きな精神的ダメージはしばしばプレイミスを促す事を知っていた。したがって私は(自分が有利な状況である限り)「ラースのドラゴン/Rathi Dragon」をプレイしなかったのである。

そしてこの判断は2戦目にて最高の形で報われた。初手に土地4枚(山×2,島,森)と「ラースのドラゴン/Rathi Dragon」が手札に来たのである。

しかしながら4ターン目にドラゴンを召還するのは非常に勇気のいる事だった。もし返しのターンで相手の除去が飛んできたら即敗北と言って良いだろう。しかしながら手札に5枚目の土地(島)と「落下中断/Broken Fall」、そして「対抗呪文/Counterspell」があった事が私の挑戦を後押ししてくれた。返しのターンさえ耐えられれば、勝利はぐっと近づくはずだ。

こうして最速で「ラースのドラゴン/Rathi Dragon」を召還した私は、このドラゴンで相手を5回殴り、 - 途中「落下中断/Broken Fall」を「穏やかな捧げ物/Serene Offering」で破壊されてしまったのだ。 - 見事優勝する事ができたのだった!

ちなみにこの時の決勝の相手は何を隠そう池田剛氏である。後にTCGショップFireBallを立ち上げ、日本屈指のプロプレーヤーとして活躍する事となる彼であったが、当時はまだ無名のプレーヤーだった。というよりこの予選自体が彼のデビュー戦であった。

その昔某雑誌に「池田氏は初めて出場したプロツアー予選で優勝した」という情報が載っていたが、それは明確に誤りなのだよ。本当は。

以上で昔語りは終了。この後私はプロツアーNYに参加し、満足してMTGを辞めるわけなのだが、それはまた別の機会に。気が向けば、だけど。

最初から読む

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2011年 04月26日(Tue) [長年日記]

_ [その他]忙しいったらありゃしない

そして文庫本が10冊以上積まれてる。いつ崩すんだ、これ。

まあ崩せない理由の大半はファンタシースターポータブルインフィニティで残りはもしドラのアニメだったりするわけだけど。

この2つが家での時間をほとんど奪っていく理屈。

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2011年 04月28日(Thu) [長年日記]

_ [アーケード]唐突にDIVAのコンテストが始まったわけだが

手首治ってないよ……。むしろ微妙に悪化している?

というかまさか前日に突然コンテストの告知やるとは思っていなかった。5月追加曲も発表されてちょっとワクテカ。

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2011年 04月29日(Fri) [長年日記]

_ [その他]連休初日

連休中はいつものごとく更新はほとんどありません。ちなみに今年は11連休。

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