日記のような何か

_ ネタが無いので、この間のブースタードラフトでの話。

第1話「ダブル・ドラゴン」
 
 その日、私は珍しく白赤デッキをドラフトしていたんだ。
 1戦目の相手はほぼ白単の兵士デッキ（残念ながら2色目は覚えて
いない…何せ白いクリーチャーしか目にしなかったものだから）を
プレイしていたのだけど、2体の『ダールのとげ刺し／Daru Stinger(LG)』
（カウンターが4つ及び3つ乗っている）のせいでこちらからは全く
アタックが出来ない状態になっていた。
 しばらく膠着状態が続いた後、8枚目の土地を引くことが出来た私
は温存していた1枚の変異をセット。
 そして次のターン私は何もせずに相手にターンを渡すと、相手の
クリーンナップ・ステップに先程セットした変異を表向きにしたん
だ。そう、『皇帝ヘルカイト／Imperial Hellkite(LG)』を。
 相手は急に出現した巨大なドラゴンに多少驚いたようだったが、
それをそんなに脅威とは感じていなかった。しかし私がライブラリー
から引っ張ってきた『刃の翼ロリックス／Rorix Bladewing(ON)』を
見た瞬間、彼は叫んだ。
 「何でドラゴンが2体もデッキに入ってるんだ！」
 そしてちょうど9枚目の土地を引いてきた（横で見ていたてんちょ氏
が一言「ちゃんとそこで土地引けるもんなぁ」）私は、先ほどの
『ロリックス』と『アクローマの祝福／Akroma's Blessing(ON)』で
サックリと相手に止めを刺しましたとさ。
 
 
 
第2話「天啓」
 
 2戦目の相手は黒赤デッキだった。1本目をちょっとしたミスで落
としてしまった私は、2本目をサイドインした『畏敬の冠／Crown of Awe(ON)』
のおかげで取り返し、勝負は3本目に持ち越されていた。 
 とりあえず序盤から中盤の攻防が一段落つき、場が膠着状態にな
りかけた時、相手が1体の化物を召還したんだ。悪名高い
『触れられざる者フェイジ／Phage the Untouchable(LG)』を。
 このいかれたクリーチャーの出現に私は一瞬ビックリするものの、
すぐに自分の場に『優雅の信奉者／Disciple of Grace(ON)』がいる
ことに気づき安堵する。そして苦笑いしながら「あー良かった。信
奉者のおかげでブロックできるや」と言ったんだ。
 それを聞いた相手は「ちぇっ、プロテクション（黒）かぁ。」と
小さくつぶやいたのだけど、それを聞いた瞬間、私は全てを理解し
た。次のターンにも相手が『戦慄の葬送歌／Dirge of Dread(ON)』
を唱えてくる事を確信したんだ！
 私はにやにや笑いながらこう言った。「いやいや、そんな事言っ
て実は葬送歌持ってるんでしょ？駄目だなぁ、そんなわざとらしい
台詞を言っちゃあ…。 」
 そして『平和な心／Pacifism(ON)』（幸運にも持っていた）をフェイジ
につける事で、危うく次のターンにゲームに負けてしまう事を回避す
ることが出来たんだとさ。もちろんこのゲームは私の勝ちだったけどね。
 
 教訓：不用意な台詞は口にしない事。

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_ どうなんでしょうね？(^^; 雌雄があるって聞いたことはないから本来は配合なんてありえなさそうですが…(^^;